「香水の2プッシュはつけすぎ?チェック方法は?」
「香水を付けすぎた際の対処法は?」
このように香水に関する疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
せっかく香水を付けているのに、付けすぎ・匂いすぎによって相手を不快にさせたくないですよね。
香水には「パルファム」「オードパルファム」「オートトワレ」「オーデコロン」と4つの種類があり、それぞれで適量が異なります。
今回の記事では、香水の種類と適切なプッシュ量を紹介するとともに、正しい付け方、NGな付け方を紹介します。
自分だけでなく、周りの人に「良い匂い」と感じてもらえるよう、ぜひ参考にしてください。
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2プッシュがつけすぎかは香水の種類によって違う
2プッシュが付けすぎかどうかは、香水の香りの濃度と持続時間は種類によって大きく異なります。
香水の種類 | プッシュ数 | 香りの持続時間 |
パルファム | 1カ所1プッシュ | 5〜7時間 |
オードパルファム | 1カ所1プッシュ | 3〜5時間 |
オードトワレ | 1カ所1プッシュ | 2〜4時間 |
オーデコロン | 1カ所2〜3プッシュ | 1〜2時間 |
一般的に、パルファムやオーデパルファム、オードトワレは濃度が高いため、1プッシュで豊かな香りが長時間持続します。
一方、オーデコロンは比較的軽い香りが特徴で、2〜3プッシュしてもきつく香ることはないでしょう。
- パルファムなら1カ所1プッシュ
- オードパルファムなら1カ所1プッシ
- オードトワレなら1カ所1プッシュ
- オーデコロンなら1カ所2〜3プッシュ
- 香水を付けすぎか判断するチェック項目
パルファムなら1カ所1プッシュ
パルファムは香りの濃度が高いため、適切な使用量が必要で、具体的には1か所に対して1プッシュがおすすめです。
この量であれば、5〜7時間持続する香りを存分に楽しむことが可能です。
高濃度の香水は少量でも十分な香りが感じられ、長時間楽しむことができます。
ただし、濃度が高い分、使用量を誤ると周囲を不快にさせる可能性があるため、注意が必要です。
他の種類に比べて価格は高めですが、その分長持ちし、コストパフォーマンスは悪くありません。
オードパルファムなら1カ所1プッシュ
オードパルファムも、1カ所に対して1プッシュが最適です。
濃度はパルファムより少し低いですが、それでも十分な香りを3〜5時間楽しむことができます。
国内での取り扱いも多く、選択肢が広がるのも魅力です。
オードパルファムは、濃度と価格のバランスが良いため、初心者にもお勧めです。使用する際も、適量を守って、長時間の香りを楽しみましょう。
オードトワレなら1カ所1プッシュ
オードトワレは、濃度が5%〜10%と他の種類に比べると低めです。
そのため、日常生活や職場など、どんな場面でも適しており、1か所に1プッシュが理想的と言えます。
1か所に1プッシュであれば、周囲の人々を不快にさせずに、繊細な香りを楽しむことができます。
ただし、オードトワレの持続時間は2〜4時間と短めなので、長時間外出する際は、途中で付け直しをすることをおすすめします。
オーデコロンなら1カ所2〜3プッシュ
オーデコロンは、最も軽いタイプの香水とされ、濃度は約2%〜5%となっており1か所につき2〜3プッシュが適量です。
そのため、香りは非常に控えめで、香水の存在を控えめにしたい方に最適です。
1か所につき2〜3プッシュであれば、香りはほのかに漂い、周囲の人にも心地よく感じられます。
しかし、持続時間は1〜2時間と短いため、継続的に匂いを楽しみたい方は頻繁に付け直しが必要になります。
ただし付け直す場合も、控えめな香りのため、付け直しに関してもあまり気にすることなく、快適に使用することができます。
香水を付けすぎか判断するチェック項目
香水は、香りが他人に不快感を与えないように、適切な使用量と場面を考慮することが重要です。
下記のチェック項目を参考に、香水の使用を見直しましょう。
- 3プッシュ以上している
- 2〜3時間の短時間で香水を付け直している
- 香水の匂いがわからなくなり、つける量が増えた
- 常に自分から香水の匂いがする
1つでも該当する項目があれば、香水の使用方法や量について見直しをする必要があるでしょう。
自分の鼻が香りに慣れ、香水が感じにくくなってしまっても、他人はしっかりとその香りを感じることがあります。
あなたの香水の香りが他人にどのように感じられているかを常に意識し、適切な使用量を心掛けましょう。
すれ違った時にいい匂いを感じさせる正しい香水の付け方・ポイント
以下では、すれ違った時にいい匂いを感じさせる正しい香水の付け方・ポイントを紹介します。
- ふんわりと香らせたいなら腰や足首
- しっかり香らせたいなら手首・首筋・うなじ
- 20~30cmほど離れた場所から香水を付ける
- 外出の20~30分前に香水を付ける
ふんわりと香らせたいなら腰や足首
ふんわりとした香りを纏いたい場合、香水は腰や足首に付けると効果的です。
腰や足首は体の温かい部分ではないため、香りが急速に蒸発することなく、長時間穏やかに香り続けます。
また、移動する際、足元から香りが立ち上がり、繊細な香りの軌跡を描くことができます。
低い位置から香りが放たれるため、人とすれ違った時に香りが自然に広がり、印象的な存在になるでしょう。
しっかり香らせたいなら手首・首筋・うなじ
しっかりとした香りを演出したいときは、手首や首筋、うなじに香水を塗布するのがおすすめです。
手首や首筋、うなじは脈拍が感じられる部分で、体温が高いため、香水の香りがより強く、持続的に発散されます。
接近した際に、ちょうど良い強さで香りが伝わり、印象を深く残すことが可能です。
20~30cmほど離れた場所から香水を付ける
香水を付ける際は、香水ボトルを皮膚から20〜30cm程度離してプッシュするようにしましょう。
20〜30cm程度離してプッシュすることで、香水は広範囲に軽く分散され、一部分に集中しすぎずに適切な範囲に香りが広がります。
また、直接皮膚にスプレーすると、香りのバランスが崩れる可能性がありますので、注意が必要です。
外出の20~30分前に香水を付ける
香水を付ける最適なタイミングは、外出の約20〜30分前です。
20〜30分前に香水を付けると、香りが肌になじみ、最も良い状態で外出することができます。
自然で落ち着いた香りを長時間楽しむことができるため、外出の20〜30分前に香水を付けるようにしましょう。
周りを不快にさせるNGな香水の付け方・注意点
香水の魅力的な香りは、多くの人々を引き付ける力がありますが、使用方法を誤ると逆効果になることも。
以下のポイントに注意して、周りを不快にさせない香水の付け方を心掛けましょう。
- 周りに人がいるときや狭い場所で香水を付けない
- 香水をつけすぎた際には洗い流す
- 服に香水を付けない
- 体臭など臭いを防ぐ目的で香水を付けない
周りに人がいるときや狭い場所で香水を付けない
人が密集する場所や狭い空間での香水使用は避けましょう。
全ての人があなたの選んだ香りを好きではない可能性があるからです。
また、アレルギーや香りに対する過敏症を持っている人もいます。
電車やバス、エレベーターなど、狭い閉鎖空間で香水をスプレーすることは他の人々を不快にさせるだけでなく、健康問題を引き起こす可能性もあります。
外出前に自宅で、適切な量の香水をつけることをおすすめします。
香水をつけすぎた際には洗い流す
香水のつけ過ぎは、周囲に不快感を与えることがあります。
もしも香水を多くつけすぎてしまった時、最も手軽で効果的な対処法は、つけた部分を流水で洗うことです。
また、石鹸を使用することで、香りをより速くかつ効率的に抑えられます。
さらに外出先や、水で洗うのが難しい部位(足首やひざ裏、ウエストなど)に香水をつけすぎた場合、アルコールを含んだウェットティッシュを使用するのがおすすめです。
アルコールは香りを分解する力があるため、香水の香りを効果的に抑えることができます。
服に香水を付けない
香水を直接衣服に付けるのもNGです。
香水に含まれる成分は、衣料品の素材を傷つける可能性があります。
特に、高価な衣類やデリケートな素材は香水の影響を受けやすく、変色や変質の原因となる可能性があります。
また、衣服に付けた香水の香りは持続時間が長く、香りが合わない場合には不快な状況が長時間続くことになります。
香水は肌に直接付け、自分の体温で香りを引き出すのが最も効果的です。
体臭など臭いを防ぐ目的で香水を付けない
体臭をカモフラージュする目的で香水を使うのも控えてください。
体の不快な臭いは、香水で一時的に隠すことはできますが、根本的な解決にはなりません。
むしろ、体臭と香水の香りが混ざり合って、より不快な臭いを生み出す可能性もあります。
香水を付けるべきではない場面
香水は個人の魅力を引き立てますが、全ての場面で適切というわけではありません。
香りが他人に与える影響を理解し、適切なタイミングと場所で使用することが重要です。
以下、香水を付けるべきでない場面をいくつか挙げ、その理由と対処法について説明します。
- 病院
- 葬式やお通夜
- 食事の席
- 職場
病院
病院は香水を控えるべき場所の一つです。
患者の方が香りによって不快感や体調不良を感じる可能性があります。
病院を訪れる際は、香りを控え、無香料のスキンケア製品を使用することをおすすめします。
葬式やお通夜
葬式やお通夜では、香水の使用は避けましょう。
これらの場は悲しみと尊敬の気持ちで満ちており、香水の香りが不適切と感じられます。
他の出席者の感情を尊重し、このような場では香水を使用しないよう心掛けましょう。
食事の席
食事時も香水使用は控えめにしましょう。
食品の香りと香水が混ざり合い、味わいを損なう可能性があります。
特に、風味がデリケートな日本食や茶会、特別なディナーでは香水の使用を避け、食事の香りと味を十分に楽しんでください。
職場
職場では、香水の使用は慎重に行いましょう。
職場環境や同僚の感じ方によりますが、控えめな香りを選んだり、香水を使用しない日を設けるなど、周囲の人々を考慮した選択をすることが重要です。
香水の付け方に関するよくある質問
以下では、香水の付け方に関するよくある質問を紹介します。
- すれ違った時にいい匂いを感じさせる香水の付け方は?
- 男性は香水を何プッシュつけるべき?
- 学校で香水をつけすぎた際の落とし方は?
- 香水をつけすぎかチェックするには?基準は?
すれ違った時にいい匂いを感じさせる香水の付け方は?
すれ違った瞬間に、印象的な香りを残すためには、適切な位置にプッシュすることが重要です。
香水は脈拍が感じられる部分、例えば首の後ろや手首などに付けると、体温で香りが広がります。
また、香水の種類によって量を調節し、場合によっては日中も定期的に香りを付け足すこともおすすめします。
男性は香水を何プッシュつけるべき?
上述したように香水は種類によって適切なプッシュ量が異なります。
- パルファムなら1カ所1プッシュ
- オードパルファムなら1カ所1プッシ
- オードトワレなら1カ所1プッシュ
- オーデコロンなら1カ所2〜3プッシュ
学校で香水をつけすぎた際の落とし方は?
学校で香水をつけすぎてしまった場合に1番手軽な方法は、水で洗い流すことです。
また、水で洗い流す際に石鹸等を使用することで効果的に匂いを薄めることができます。
仮に、首や腰などの水で洗い流しにくい部分の匂いを薄めたい場合は、ウェットティッシュなどで拭き取ることもおすすめです。
香水をつけすぎかチェックするには?基準は?
香水を付けすぎているかチェックする基準は以下の通りです。
- 3プッシュ以上している
- 2〜3時間の短時間で香水を付け直している
- 香水の匂いがわからなくなり、つける量が増えた
- 常に自分から香水の匂いがする
香水を付けすぎてしまうと自分だけでなく、周りも不快にさせてしまうこともあるため、適量を守りましょう。
香水は適量を心がけて香りを楽しもう!
今回は、香水の種類と適切なプッシュ量、正しい付け方、NGな付け方を紹介しました。
上述したように、香水には「パルファム」「オードパルファム」「オートトワレ」「オーデコロン」と4つの種類があり、それぞれの種類で適量は異なります。
特に香水初心者の方や、匂いに慣れてしまっている人は付けすぎてしまうことありますが、香りが強すぎて周りの人に不快感を抱かせてしまう恐れがあるため注意が必要です。
自分も周りも香水本来の良い匂いを楽しむためにも適量を守りましょう。