ウォーターサーバー

高齢者におすすめのウォーターサーバーを紹介!シニア層に最適のサービスを提供している商品を徹底解説

高齢の両親の住まいにウォーターサーバーを考える方が増えています。

おいしい水を飲めるようにという配慮はもちろんのこと、ウォーターサーバーを設置することには高齢者にとってメリットがあります。

しかし、同居でない場合は高齢者に適したサーバーを選ぶことが必要です。

どのようなサーバーが高齢者に適しているのか、ポイントをご紹介していきます。

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高齢者に適したウォーターサーバーの特徴

一番重要なのは操作性のシンプルさです。

高齢の方は複雑な操作や多くの機能を使いこなせない可能性があります。機能はシンプルに使いやすさを重視したウォーターサーバーがいいですね。

また、ボトルやバックの水を交換する際に負担にならないコンパクトなサイズの展開があると、足腰に不安のある方や、高齢で力の弱っている方にも無理なく使用できるので良いです。

最後に、冷水・温水の他に常温の利用が可能なこと。体が冷えるからと冷水を避ける高齢者は多くいます。薬を飲む機会が多い高齢者にとっても、冷水・温水の他に常温水が利用できることがひとつのポイントになります。

高齢者に適したウォーターサーバーの特徴は以下の通りです。

  • 使いやすさと安全性
  • デザインと設置スペースの考慮
  • 水質と健康への配慮
  • コストと維持費
  • サポート体制の重要性

使いやすさと安全性

ワンプッシュで冷水・常温水・温水が使えるウォーターサーバーは高齢者の生活の細々とした手間を省きます。

冷蔵庫から冷たい水を出して飲む手間を減らし、お湯を沸かす手間も省くので、水やお茶などの飲み物を飲みやすくします。

高齢者は年を重ねるにつれ、水分不足に陥りがちですので気軽に水分補給ができるというのは重要です。

また高齢者は足腰や力が弱っている場合がほとんどです。

水ボトルや水バッグの交換の際にけがをしないよう、負担の少ないサイズのコンパクトなウォーターサーバーだと安心です。

水道管に直結するタイプのサーバーであればそもそも交換の手間がありませんので、安全性はさらに高くなります。

デザインと設置スペースの考慮

コンパクトなウォーターサーバーや卓上に設置できるサーバーも多くありますが、実際に使う家族と設置場所やストックの水を置く場所などしっかりと相談して決めることをおすすめします。

水のストック場所からサーバーまでの距離が高齢者にとっては想定外に負担のある距離だったなどの場合、せっかくウォーターサーバーを設置しても利用していないという結果になり兼ねません。

サーバーのデザインも住まいのインテリアと合わないのでしたら浮いてしまいます。

電化製品と同じく日常的に使用するものですので、家族の意見も取り入れて納得するものを選ぶといいでしょう。

水質と健康への配慮

高齢者の自宅にウォーターサーバーを置く場合、水質も考慮に入れることをおすすめします。

ウォーターサーバーの水は天然水とRO濾過水が主流となっていますが、RO濾過水は加工の際に採水した水に含まれるミネラルまで取り除いてしまいます。

純粋な水を味わえるという点では安全性が高い水です。

一方、天然水はミネラルを含んだ水ですので水分補給と一緒にミネラルを摂取できる利点があります。

実際に水を飲む高齢者が飲みやすい水や、栄養補給を同時に出来る点、安全性の高さなど多角的な視点から水の種類を検討するといいです。

水分補給をしやすい環境づくりは高齢者の健康への配慮へと繋がります。

コストと維持費

ウォーターサーバーを設置する時のコストと維持費はふたつに分類されます。

  •  コスト:水の購入費
  •  維持費:ウォーターサーバーを設置・維持するのに毎月かかる費用

この費用を家族が負担するのか、高齢者自身が負担するのかによってウォーターサーバー選びは変わってきます。

家族が費用を負担するのであれば、使用する高齢者に合わせたサーバーを選んでも構いませんが、高齢者自身が負担するのであれば負担は少ない方が無難です。

高齢者が費用を支払う場合、支払方法に口座振込や代金引換での支払い方法があるか確認することをおすすめします。

多くのウォーターサーバーはクレジットカードでの支払いを採用していますが、高齢者の場合クレジットカードを持っていなかったり、使用を好まなかったりすることがあります。

サポート体制の重要性

ウォーターサーバーも電化製品ですからトラブルが起きたり、故障かなと思ったりすることは出てきます。

利用するのが高齢者であれば若者よりも咄嗟のトラブルに困ってしまいます。

その際に提供会社のサポート窓口がどのような仕組みになっているのかが重要になってきます。

メールやウェブサイトのマイページなどネット上だけにしかサポート窓口がない場合、高齢者には余計混乱を招きかねません。電話でのサポートがあると高齢者でも安心して使用できます。

高齢者におすすめのウォーターサーバー

どのようなウォーターサーバーが高齢者にとって使いやすいかポイントをあげましたが、ここでは実際に提供各社のモデルと料金を比較してみます。

各社特徴があり、利用する高齢者と一緒に使用する場面を想像しながら選ぶことをおすすめします。

  • プレミアムウォーター(スリムサーバーlll)
  • フレシャス(dewo mini)
  • エブリィフレシャス(浄水タイプ)
  • ロッカ(Locca)

プレミアムウォーター(スリムサーバーlll)

プレミアムウォーター(スリムサーバーlll)
水の料金(12L×2本) 3,974円(税込)〜
メンテナンス料 プレミアム安心サポート:月額682円
配送料 無料
対応地域 沖縄エリア(沖縄本島、または石垣、宮古島エリア)は対象外

特徴とメリット

水の種類が12lと7lとあるので利用する高齢者によって選択が可能で、水の配送周期・配送スキップ・受け取り日時指定もできるので利用する方の選択肢と自由度が高いことが特徴です。

水が入っているボトルは減るに従いしぼんでいき、中が密閉状態になるので安心感も高く、使用後はペットボトルゴミとしてしぼんだボトルを捨てられます。

回収がなく、使い捨てボトルなので清潔感を重視するのでしたらおすすめです。

デメリット

注文の自由度が高い提供会社ですが、専用アプリでの操作になるのでスマホの扱いに慣れた高齢者でないと操作にストレスが生じる可能性があります。

向いている人の特徴

水の配送周期や注文スキップ、受け取り日時まで配達に関しては自由度が高く利便性は高い提供会社です。

無駄なストックなく効率よい利用を希望の高齢者に向いています。

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フレシャス(dewo mini)

フレシャス(dewo mini)
水の料金 FRECIOUS富士4.7l925円
メンテナンス料 0円
配送料 0円
対応地域 全国

特徴とメリット

ウォーターサーバーで初めてグッドデザイン賞を受賞したモデルの卓上バージョンです。おしゃれさ、スタイリッシュさはずば抜けています。

静穏設計と卓上モデルであることで置く場所を選びません。

キッチンだけでなく、寝室にも置けるサイズで就寝前や起床後にすぐに水を飲む習慣をつけやすい利点があります。

使用している水は富士山の天然水でおいしい水を気軽に楽しめ、パック詰めなので空になったゴミもコンパクトに畳んで捨てられます。

ワイドトレイを採用していますので、注ぎ口からこぼした水を広い範囲で受け止め、料理の際に鍋などにお湯を注ぐのにも充分なサイズの受け皿を搭載しています。

デメリット

支払方法がクレジットカードか代金引換のみなので、代金引換を選んだ場合毎回代引き手数料として330円がプラス料金としてかかってしまいます。

注文のスキップはマイページのほか電話でも可能ですが、2か月連続してスキップすると配送を再開するまで1,100円の休止手数料が発生してしまいます。

向いている人の特徴

足腰が弱く重いものを持ち上げるのに心配がある高齢者に向いています。

1パックが4.7lで少量ずつの利用となり、水の交換にも負担がかかりません。

卓上サイズでキッチンだけでなく寝室にも置けるサイズで静穏設計になっていますので、設置場所の選択肢が広がります。

エブリィフレシャス(浄水タイプ)

エブリィフレシャス(浄水タイプ)
水の料金 なし
メンテナンス料 不要
配送料 不要
対応地域 全国(沖縄・一部離島を除く)

特徴とメリット

毎月定額の料金で利用できるウォーターサーバーなので、水代などを気にせずに水道水を浄水しておいしく飲用できます。

温度設定が4段階になっており、常温水の利用もできるので冷水を好まない方、服薬の多い方にも利用しやすくなっています。

自分で給水を行うタイプなので、高齢者にも負担のない重さの水を給水して利用できます。

メンテナンスは半年に1度定期的に送られてくる浄水カートリッジを交換するだけで手間もかかりません。

デメリット

給水槽の手入れを行わなければならない点は、手間を省きたい高齢者にとってはデメリットのひとつに上げられます。

支払方法がクレジットカードのみとなっておりますので、使用する高齢者自身がクレジットカードを所有していない場合、使用者ではない家族の契約が可能かどうか確認しなければなりません。

向いている人の特徴

水の定期配送の管理が面倒くさい方。水ストックの置き場をキープできない方。足腰や力が弱ってしまい、軽量タイプの交換用水の重さでも辛いと感じる高齢者に向いています。

ロッカ(Locca)

ロッカ(Locca)
水の料金 水道水使用なのでなし
メンテナンス料 0円(毎月の利用料に含まれる)
配送料 不要
対応地域 要問合せ
上質なホワイトと高級感あふれるブラック

特徴とメリット

水道水を使用するのでウォーターサーバーのレンタル代金月額2,680円だけで利用でき、2親等の親族内であれば割引が適応されるのでさらにお得においしい水をお得に利用できます。

引っ越しサポートも料金に含まれており、高齢者の住宅を引っ越すことになってもサポートを受けられます。

コンビニ払いにも対応しており、クレジットカードを持たない高齢者でも支払いが簡単です。

省エネモードを搭載しているので、使用しない時など電気代の節約も可能です。

デメリット

公式サイトに対応地域が記載されていないので、家族がまず高齢者の住まいが対応地域に該当するかどうか確認する手間があります。

また、給水槽に水道水を補給して使用するタイプなので、日常的に給水槽の手入れが必要です。高齢者の中には手入れの手間を面倒に思う方もいます。

向いている人の特徴

使用する高齢者と家族が別世帯で2台目以降を契約すると割引があるので両親の家と自宅と両方でウォーターサーバーの導入を検討の場合お得に利用できます。

また高齢者本人以外の契約も可能で、コンビニ払いにも対応しているため支払いに関して柔軟な決め方を取れます。

高齢者向けウォーターサーバーの種類と特徴

高齢者の住まいにウォーターサーバーを導入する場合、サーバーの種類と特徴を把握し、利用する本人が使いやすいものを選ぶことをおすすめします。

ここでは各ウォーターサーバーの種類と特徴をまとめます。

  • ボトル式ウォーターサーバー
  • サーバーレスタイプのウォーターサーバー
  • ディスペンサー式ウォーターサーバー

ボトル式ウォーターサーバー

リサイクル使用やそのままペットボトルゴミとして捨てられるボトルに給水用水を使用するタイプのウォーターサーバーです。

費用は水代だけの場合が多く、定期的な配達をあらかじめ設定し水を配達してもらうことができます。

一人暮らしの高齢者には安否確認のために定期的な訪問があることは、家族にとっても安心できる要素のひとつとなります。

水のボトルは軽いものでも7lが主流になっています。サーバー設置場所の他に水ボトルのストック場所の確保も必要です。

サーバーレスタイプのウォーターサーバー

水がパッキングされたバッグに入っているタイプのウォーターサーバーです。

パッキングバッグの水はボトルタイプよりも量が少なく、コンパクトなため足腰が弱く、力の弱い高齢者でも無理なく給水バッグの交換が可能です。

また、5l未満の給水バッグはストックの場所もボトルタイプより小さく済みます。

こちらも定期的に水の配達があり、離れた所に住む家族も高齢者の元に定期的な訪問があるという安心感があります。

ディスペンサー式ウォーターサーバー

給水槽に水道水を入れて使用するタイプのウォーターサーバーです。

定期的な水の注文の必要がなく、定額のサーバーレンタル代だけで利用できるので気軽に導入が可能です。

給水槽の手入れは必要ですが、水の注文を調整する必要がない点は魅力的です。

メンテナンスも半年に1度浄水カートリッジの交換だけで済むので、お手軽感がありながらおいしい水を楽しむことができます。

ウォーターサーバーのメンテナンスとサポート

高齢者の自宅にウォーターサーバーの導入を検討する場合、メンテナンスやサポートも考慮に入れたいポイントです。

メールやウェブサイト、専用アプリだけのサポートでは高齢者にとっては使いにくい場合があります。

スマホの操作に慣れた方であれば問題ありませんが、とっさの時には電話での窓口があると安心です。

メンテナンスに関しても、浄水カートリッジをセルフで交換するなど自身で行うタイプよりは提供会社がやってくれるタイプの方が楽です。

定期的な清掃と交換

メンテナンスはサーバー提供会社がやってくれても、日常的に外装や背面、給水口などの清掃は必要です。

ディスペンサー式のウォーターサーバーでは半年に一度浄水カートリッジの交換があります。

高齢者が使用するウォーターサーバーでしたら日常的な清掃や交換の手間が少ないタイプであれば、使用する本人の負担も少なく済みます。

手間が少なく、シンプルな操作のモデルが高齢者におすすめのウォーターサーバーと言えます。

サポート体制の重要性

いくら利用する高齢者がスマホやインターネットの操作に慣れていたとしても、とっさの時には電話でのサポートがあると安心です。

ウォーターサーバーにトラブルがあった際に、電話のサポート窓口があると実際にオペレーターと話しながら解決方法や故障修理の手配ができるので安心感が違います。

特に一人暮らしの高齢者にとっては相手と会話するという行為に安心する方もいます。

アフターサービスの比較

アフターサービスに関してはウォーターサーバーの種類によって変わります。

ボトル式やサーバーレスタイプだと提供会社が定期的にメンテナンスを行う場合がほとんどですが、ディスペンサー式になると浄化カートリッジの定期的な配送のみという形式が見られます。

ウォーターサーバー自体、長期間使用する電化製品ですからアフターサービスも安心できる提供会社をおすすめします。

高齢者に適したウォーターサーバーで快適な生活を送ろう

家族が高齢者の自宅にウォーターサーバーの導入を検討する場合、様々なメリットがあります。

  • 水分不足になりがちな高齢者においしい水で手軽に水を飲む環境を作る
  • 定期的な水の配達で高齢者の安否確認も兼ねる
  • 家族割でお得にウォーターサーバーの導入
  • 重い買い物と面倒な手間の削減

ペットボトルの水を買っている高齢者にとっては特に重い買い物の負担がなくなることは生活を楽にします。

ウォーターサーバーがあればいつでも冷水・常温水・温水が利用できるので、服薬やお湯を沸かす手間なくお茶・コーヒーをいれられ、料理にも使用できます。

生活の細々とした手間が省けることは高齢者にとって小さな負担を減らし、快適な生活へと繋がります。